田舎の組み込みプログラマーがわざわざ趣味でも色々開発してみようとあがく様を綴るブログです。
DMM.makeのクリエイターズマーケットに出品しています。
トライデント開発室について ― 2021年05月03日
トライデント開発室は、組み込みプログラマが自宅でも色々作ってみたくなり、備忘録およびモチベーション維持のために公開したものです。
途中で頓挫してしまって長期間放置しましたが、あらためて現状と今後のプランについて表明いたします。
開発スタンス
基本、自分が欲しい物、使う物を開発します。
現状はラジコン関係の物ばかりになると思いますが、その中で、3Dプリンタで造形し、一般性がありそうな物はDMM.make クリエイターズマーケットに出品します。
電子回路を伴う物は、ハードは趣味レベル以下なこともあり販売できるとは思っていません。
委託開発については・・・需要ないですよね。
成果物
ハイト・ガイダー
ラリーカー用の車高ゲージが欲しくて作りました。
クリエイターズマーケットに出品中です。
ラップユーガー
タイムを読み上げてくれるラップカウンターです。
ラジコンをサーキットで走らせるなら、今のラップが何秒だったかというのは誰しもが知りたいことだと思いますが、タイムを読み上げてくれる人がいるかそういう設備があるところでないと難しいですよね。
読み上げ式のラップカウンターがあれば、1人の時でもどんな場所でもタイムが分かって練習が捗るというわけです。
実際かなり効果を実感できていまして、録画用に表示部を追加したType.2とサーキットで使うためのType.3を計画中です。
実は数年前に試作タイプをサーキットに持ち込んだのですが、周囲の方には迷惑だったかもしれないのと、遅いタイムが大声で読み上げられるのがちょっとアレだったので・・・。
Bluetoothヘッドホンを使ってもみましたが、プロポの電波に負けてしまってダメでしたし、逆にプロポの電波にも悪影響があるかもしれないと考えて即ボツにしました。
なので、コースに置く計測部とタイムを読み上げる発声部を分離し、通信はサブギガでというのが今のところの案です。
開発中または開発予定の物
ランチア ストラトス
ずっと昔に買ったボディのために、ワンオフでシャーシを開発中です。

このボディが普通に手に入った頃からの企画ですので、もう何年越しになるのでしょう。
今度こそ頓挫せずに完成させようと、別ブログで週間企画として連載中です。
M-05用チューニングパーツ
ランチア ストラトス開発の参考にとM-05を購入しました。
決して部品取り用ではありません。
せっかくですので、こちらもチューニングパーツを開発して楽しもうと考えています。
XV-01用チューニングパーツ
本当はこれを真っ先にやりたかったんですが、開発用の車体が手に入らなかったもので。
ランチアストラトスが完成したらそちらを練習用に回して、今練習用に使っているXV-01を開発用にするという手もありますが・・・。
XV-01も全く手に入らないわけではないらしく、また、そもそもM-05を組み立てて練習用にするのが一番てっとり早そうですが、そうなるとランチアストラトスの完成が遠のいてしまいますので、現状維持です。
コーナーウエイトゲージ
市販品が出る前から考えていたので意地になって・・・というわけでもなく、単に自分が欲しい機能が欲しいからです。
頓挫していた大きな理由はR8Cマイコンを使う事にこだわっていたことと表示部をどうするかという問題だったんですが、もうM5stackでやってしまおうかなと思っています。
しかし、本格的にRL78マイコンに乗り換えようと考えていまして、加えて秋月電子にちょうど良さげなタッチパネル付液晶が出たこともあり、どちらが早く完成させられるのかと思案中です。
RL78用基本システム
R8Cを使っていたのは、会社で使っていて気に入っていたからです。
元々は三菱の740コアマイコンを使っていたんですが、それが廃版になったためにR8Cに移行し、今またR8Cが廃版になるからRL78に移行しろと言われているわけです。
740からある構造化アセンブラが秀逸で、これを使ったこだわりの状態遷移システムを作っていたので移行できずにいましたが、最近になってようやくC言語でも行けそうな目処が立ったので重い腰を上げた次第です。
そんなわけで
XV-01 ステアリング予備穴カバー 出品しました ― 2021年05月15日
本日、DMM.makeクリエイターズマーケットに新商品を出品しました。
「XV-01 ステアリング予備穴カバー」というタミヤのXV-01用のパーツです。
XV-01はステアリングワイパーの取り付け位置を二カ所の中なら選べるのですが、形状的にそこから異物が侵入しやすく、異物が入るとベアリングに擦り付けられるような構造となってしまっていす。
そのため、ダートで走らせるならぜひカバーしておきたい部分です。
穴を塞ぐだけですので方法は色々あると思いますが、元々ある固定ビスで共締めする方法が信頼性が高いのではないかと思います。
そこでご提案したいのが今回のパーツというわけです。
・XV-01 ステアリング予備穴カバー
値段を見て驚かれる方もいらっしゃると思いますが、3Dプリンタでの製作物はこのくらいはするものだとご理解いただけると幸いです。
DMM.meke クリエイターズマーケットには他にもRC関連のパーツが多数出品されていますので、興味を持たれた方は是非ご覧ください。
旧車の部品を作っている方もいますので、いい発見があるかもしれません。
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